第76回東京新聞杯GⅢ《デブ猫競馬》


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今回の東京新聞杯は、多頭数かつ実力馬が揃った非常に見応えのある一戦です。分析の核心は、現在の1番人気馬が差し脚質であることと、馬場状態が徐々に乾燥し、外差しが届きにくい傾向にあることの相関関係にあります。有力視されている差し馬たちが馬群の中で不利を受ける可能性を考慮し、前走までの実績から1コーナーを前方の位置で通過できる馬に高い評価を与えました。騎手同士の駆け引きによって生まれる展開の隙を突き、最も効率的に走れる馬を軸に据えた戦略を構築しています。

【展開予想】

今回のレース展開を左右するのは、高い先行意欲を見せている13番のメイショウチタンと、それを追走する10番のエンペラーズソードの動きです。特にベテラン騎手が騎乗するメイショウチタンは、単独での逃げを狙う可能性が高く、道中のペースは極端に緩むことはなく、平均的な流れで進むと思われます。

ここで重要なのが、出走する騎手たちの心理的なバイアスです。現在の1番人気である12番ウォーターリヒトや有力な7番トロヴァトーレは後方から末脚を伸ばすタイプです。有力馬が後ろに控えている場合、他の騎手たちはその動きを警戒し、先に抜け出して優位に立とうとする心理が働きやすくなります。特に5番のエルトンバローズに騎乗する津村騎手は、好位で虎視眈々と前を狙う積極的な策を採るでしょう。

馬場状態に目を向けると、内側の芝に若干の傷みはあるものの、全体としては良好で、太陽光による乾燥が進んでいます。これにより、外を大きく回して追い込む馬は距離ロスの影響を受けやすく、逆に内側から少し離れた「良い進路」を先に確保できる先行・好位勢にとって有利な条件が整いつつあります。

以上の要因を総合すると、後方の有力馬たちが直線で進路を確保するのに手間取っている間に、前方の好位置からスムーズに加速を開始した馬たちが抜け出すという、「先行・好位勢による粘り込み」の決着になる可能性が高いと推測されます。1番人気が差し馬であるからこそ、騎手たちの間では「早めに仕掛けて差し切らせない」という意識が共有され、結果として前方の馬に有利な流れが生まれるというのが今回の見解です。

【有利な脚質】

先行 / まくり

理由:有力馬たちが差し・追い込み脚質に偏っているため、それらより前で競馬ができる馬は直線での不利を避けやすいためです。また、馬場が乾くことで前方の馬の足が止まりにくくなることも理由の一つです。

【展開予想を軸に能力評価】

評価 得点 馬番 馬名 理由
S 94 16 ブエナオンダ 充実一途の5歳馬です。外枠からスムーズに好位を確保できる強みがあり、展開の恩恵を最も受けやすい存在です。横山武史騎手の積極的な騎乗スタイルとも合致しており、力強く抜け出す場面が想像できます。期待値オッズは11.5です。
S 96 7 トロヴァトーレ 能力は最高級ですが、過去4走で1コーナーを半分より後ろで通過することが多く、今回は展開の壁に阻まれる懸念があります。ルメール騎手の手腕をもってしても、外差しが厳しい馬場では苦戦する可能性があります。期待値オッズは5.5です。
A 89 12 ウォーターリヒト 1番人気ですが、極端な追い込み脚質のため、今回の「先行有利」の展開予想では苦戦を強いられる可能性があります。昨年の勝ち馬という実績はありますが、馬場状態を考慮し評価を一枚落としました。期待値オッズは8.5です。
A 87 6 オフトレイル 末脚の鋭さは一級品ですが、59キロの重斤量と後方からの競馬になる点が今回の条件では課題となります。前の馬が止まらない展開になると、自慢の脚も不発に終わる可能性が高いです。期待値オッズは11.0です。
A 85 5 エルトンバローズ 安定した先行力が最大の魅力です。津村騎手への代打騎乗となりますが、実績から見ても好勝負は必至。1番人気を逆転する筆頭候補として、非常に高い信頼を置いています。期待値オッズは6.0です。
A 82 2 ラヴァンダ 牝馬ながら東京マイルへの適性は証明済みです。内枠からロスなく運べる利点があり、岩田望来騎手が冷静に立ち回ることで粘り込みを狙えます。巻き返しの条件は整っていると思われます。期待値オッズは10.0です。
B 85.8 4 マジックサンズ 世代屈指の実力馬ですが、10週の休み明けとなります。武豊騎手とのコンビは魅力ですが、後方からの競馬になりやすい点が今の馬場では不安要素として挙げられます。期待値オッズは12.0です。
B 86 9 サクラトゥジュール リピーターとしての怖さがあります。キング騎手が積極的に前へ出す競馬を見せれば、昨年の再現も十分に考えられます。長期休養明けの状態面が焦点となるでしょう。期待値オッズは14.0です。
B 67.1 10 エンペラーズソード 条件戦を連勝中の勢いがあります。今回も積極的に前へ行く構えで、格上げ初戦でも展開の恩恵をフルに受ければ、3着内に食い込むだけの粘り強さを持っています。期待値オッズは13.0です。
B 85.8 11 レッドモンレーヴ 東京コースの巧者ですが、近走は行き脚が鈍く後方からの競馬が定着しています。大外から追い上げるには今の馬場は少し不利であり、展開に左右される面が大きいです。期待値オッズは16.0です。
B 82 14 ミッキーゴージャス 横山典弘騎手とのコンビで新味が出るか注目です。マイルのスピードに対応できるかが鍵ですが、重賞勝ちの実力は侮れず、中団からスムーズに運べれば浮上の余地があります。期待値オッズは18.0です。
B 84.1 15 ウンブライル 一線級の相手と戦ってきた実績があり、軽い斤量で出走できる点は強みです。戸崎騎手が好位でリズム良く運べれば、先行有利の流れに乗って好走する可能性を秘めています。期待値オッズは14.0です。
B 78.3 1 シャンパンカラー かつてのGI馬ですが、59キロの斤量と近走の不振が重なり、厳しい戦いが予想されます。内枠を活かしてロスなく立ち回ることが復活への最低条件となるでしょう。期待値オッズは15.0です。
C 78.1 3 シリウスコルト 先行してしぶとさを発揮するタイプですが、マイルのスピード決着への対応が課題となります。上位陣の層が厚いため、馬券圏内へ入るには展開の大きな助けが必要です。期待値オッズは25.0です。
C 72.9 13 メイショウチタン ベテランらしい先行力は健在で、今回も逃げの一手を打つでしょう。しかし、最後の直線で強豪たちの追撃を凌ぎ切るには、時計のかかる馬場などの助けが欲しいところです。期待値オッズは35.0です。
C 90.7 8 ヤマニンサルバム 長期の休養明けという点が最大の懸念点です。先行力自体は高いものを持っていますが、実戦感覚が戻っているか不透明な部分が多く、今回は慎重な評価に留めました。期待値オッズは45.0です。

【消し要素の多い馬】

馬番 馬名 理由
12 ウォーターリヒト 1番人気ですが極端な追い込み型で、現在の乾燥した馬場では直線での届き遅れが懸念されるためです。
7 トロヴァトーレ 高い能力を持ちますが、近4走の通過順位から1コーナーで馬群の中団より後ろになる確率が高く、不利を受けやすいです。
6 オフトレイル 59キロの重斤量を背負いながら後方から脚を使う形になるため、前残りの展開では差し届かない恐れがあります。
11 レッドモンレーヴ 近走の行き脚が戻っておらず、直線の長い東京マイルではエンジンがかかる前にレースが終わる可能性があります。
1 シャンパンカラー 59キロのトップハンデと、過去の走りから序盤で置かれる傾向があり、内枠が仇となって進路を失うリスクがあります。

【不安要素の少ない馬】

馬番 馬名 理由
16 ブエナオンダ 外枠から被されずに好位をキープできる可能性が高く、スムーズな競馬ができる好条件が揃っています。
5 エルトンバローズ 過去に強い相手と接戦を演じてきた先行力があり、今回も安定して上位の位置でレースを運べると思われます。
2 ラヴァンダ 過去に先行しての好走経験もあり、内枠を活かしてロスなく立ち回ることで、確実に上位に食い込める確率が高いです。
10 エンペラーズソード 直近のレースすべてで前方の位置を確保しており、自分の形に持ち込めれば非常にしぶとい走りを見せます。
13 メイショウチタン 自分のリズムで逃げることに集中しており、他馬の干渉を最も受けにくい立場にあるため、大崩れしにくいと考えられます。

【期待値が高い馬】

馬番 馬名 理由
16 ブエナオンダ 能力に対して現在の中位人気は過小評価と言え、先行有利の展開を味方にできれば勝利の可能性も十分です。
10 エンペラーズソード 勢いがあるにもかかわらず人気が低く、境界指数の13.0を実際のオッズが大きく上回る可能性が高いためです。
2 ラヴァンダ 東京マイルの実績馬が人気を落としている現状は、馬券的な妙味が非常に大きいと言える状況です。
8 ヤマニンサルバム 休養明けで極端に人気がないですが、本来の先行力が戻っていれば、複勝圏内への大穴としての価値を秘めています。
9 サクラトゥジュール リピーターとしての適性を持ちながら注目度が低く、経験豊富な騎手の騎乗も含めて、押さえておく価値が高いです。

【本命・対抗・特注・推奨1・推奨2】

選定理由:1番人気馬が差し脚質であることから、レースは有力馬の動きを逆手に取った先行有利の展開になると予測しました。1コーナー通過時に後方の位置になることが予想される馬を思い切って評価から外し、残った馬の中から展開に最も合致する16番ブエナオンダを特注馬として軸に据えました。この馬と脚質が合う実績馬を本命・対抗に配置し、高配当を狙う構成としています。

役割 馬番 馬名 選定の根拠
本命 5 エルトンバローズ 1〜3番人気の中で最も先行力があり、軸馬と最も絡む可能性が高い実力馬です。
対抗 10 エンペラーズソード 軸馬と同じく前方の好位置でレースを運ぶことができ、同じ展開の恩恵をフルに受けられます。
特注 16 ブエナオンダ 4番人気以下で最も今回の展開に合致しており、S評価を得ている今回の戦略の要です。
推奨1 2 ラヴァンダ 好位差しを狙える自在性があり、内側から鋭く伸びてくる可能性が高い一頭です。
推奨2 8 ヤマニンサルバム 先行力はメンバー中でも最高クラスを誇り、大穴として絡む余地を十分に残しています。

【買い目】

1. 馬連(軸1頭・2点):16 - 5, 10

2. 馬連(軸1頭・4点):16 - 5, 10, 2, 8

3. 3連複(軸1頭・3点):16 - 5, 10 - 5, 10, 2

4. 3連複(軸1頭・5点):16 - 5, 10, 2 - 5, 10, 2, 8

5. 3連単(軸1頭・3点):16 → 5 → 10, 16 → 5 → 2, 16 → 10 → 5